カテゴリー
|
マカの収穫は全て手作業!?
南米・ペルーの標高4000mを超える高原で収穫される「マカ」は、種まきから収穫まですべてが人の手によって行われています。
高地の環境は乾季が長引いたり、強い日差しが照りつけるなど非常に苛酷。
そんな中、100%天然マカの栽培は現地の人々によって丁寧に作られており、かなりの手間がかけられています。
マカが栽培されているボンボン高原では、頻繁に乾季が訪れることもあり、手作業で水を撒く必要もあるほど。
そのため、発芽の段階から決してスムーズとはいえません。
少し気を抜けば簡単に枯れてしまうため、発芽から一定の大きさまで成長させるにはかなりの労力を要します。
種まき後数ヶ月経つと、ようやく雨が降るなどしてマカが大きくなっていきます。
ここまで無事に成長できたら、あとは根が太くなるのを待つばかり。
日を経るごとに太く大きく育っていき、最終的に8,9ヶ月でマカは収穫の時期を迎えます。
マカはふつうの野菜と違って、栽培にかなりの時間がかかるばかりか、まいた種の全てを収穫できるわけではありません。
また、マカは葉や茎よりも根元の栄養価がもっとも高いので、収穫時には根元まできっちり掘り起こす必要があり、一つ一つが丁寧に掘り出されます。
ここにもかなりの手間がかけられていることがわかります。
マカを収穫するには、サツマイモやカブなどのように直接手で引き抜くのではなく、地元に伝わる農具を使わなければなりません。
収穫時期も、葉の色や状態を見ながら慎重に見極められます。
マカは素人には栽培困難と言われますが、その所以は収穫のむずかしさにも現れています。
こうして多くの人の手間がかけられたマカは、しっかりと土壌のミネラルを吸収して大きく育った根を持ちます。
もちろん有機栽培のため栄養価はお墨付きです。
「ただ健康に良さそうだから、なんとなく口にしていた」という方も少なくないと思いますが、マカが製品化されるまでのエピソードに目を向けてみるのも面白いかもしれません。
|